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菩薩下種論 2

 投稿者:愚人  投稿日:2016年10月11日(火)19時42分53秒 om126237043209.9.openmobile.ne.jp
返信・引用
    本未有善の衆生に下種をするのは、菩薩である。その文証となる日蓮聖人の遺文は、真蹟遺文である『曾谷入道殿許御書』である。

 而るに地涌千界の大菩薩、一には娑婆世界に住すること多塵劫なり。二には釈尊に随って久遠より已来初発心の弟子なり。三には娑婆世界の衆生の最初下種の菩薩なり。(平成新編御書七八四頁)

 此の文で、

 地涌菩薩が久遠より娑婆世界に住することを明かし、
 地涌菩薩が久遠已来の初発心の弟子であることを明かし、
 地涌菩薩が一切衆生に下種したことを明かしている。

 菩薩が本未有善の衆生に下種を下すことは、『曾谷入道殿許御書』の二段落目に、天台大師の『法華文句』から引いた文に有る。

 答えて日く、本已に善有るには釈迦小を以て将護し、本未だ善有らざるには不軽大を以て之を強毒す(平成新編御書七七七頁)

 此の文は明らかに、

 本已有善の衆生には、仏が熟脱の化導を成すことを示し、
 本未有善の衆生には菩薩が下種することを示している。

 それでは次に、写本遺文も交えて更に「菩薩下種論」を論じてみよう。
 
 

菩薩下種論

 投稿者:愚人  投稿日:2016年10月 4日(火)21時40分23秒 softbank126094211089.bbtec.net
返信・引用 編集済
   『当体義抄』

 □釈尊五百塵点劫の当初、此の妙法の当体蓮華を証得して、世々番々に成道を唱へ、能証所証の本理を顕はし給へり。今日又中天竺の摩訶陀国に出世して、此の蓮華を顕はさんと欲すに機無く時無し。故に一の法の蓮華に於いて三の草華を分別して三乗の権法を施し、擬宜誘引せしこと四十余年なり。

 ■この文には、釈尊が五百塵点劫の当初に当体蓮華を証得し成道した事は示しているが、衆生に下種教化したとの文は無い。釈尊が衆生を教化したのは「世々番々」「今日」つまり釈尊が衆生に成したのは「熟」「脱」の教化だけである。


 『三世諸仏総勘文教相廃立』

 釈迦如来五百塵点劫の当初、凡夫にて御坐せし時、我が身は地水火風空と知ろしめてし即座に悟りを開きたまひき。後に化他の為に世々番々に出世成道し、在々処々に八相作仏し、王宮に誕生し、樹下に成道して始めて仏に成る様を衆生に見知らしめ、四十余年に方便の教を儲け衆生を誘引す。其の後方便の諸の経教を捨てゝ正直の妙法蓮華経の五智の如来の種子の理を説き顕はして、其の中に四十二年の方便の諸経を丸かし納れて一仏乗と丸し、人一の法と名づく。(平成新編御書一四一九頁)

 ■『総勘文抄』に於いても、釈迦如来の五百塵点劫の当初における下種を説いていない。釈迦如来が衆生に説法教化するのは、「化他の為に世々番々に出世成道」つまり「熟」「脱」の利益を施す説きである。

 仏の五百塵点劫の成道を説く、『当体義抄』『総勘文抄』の両抄に仏による衆生への下種は説かれていない。つまり衆生への下種は仏の役目ては無いことを日蓮聖人は両抄に於いて示している。

 であるならば、五百塵点劫の当初、則ち「本未有善の衆生」への下種を成したのは誰か?。それは、釈迦如来の初発心の弟子である「地涌の菩薩」である。

 (2)に続く

 

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